ワックスコードの選び方、0.5mmの紐で四つ畳み(マクラメの編み方)が難しかった件
こんにちは
最近の製作にはワックスコード0.5mmを使用していることが多いのですが、さっき久々に4つ畳みを編んでみて「うわ何これ!綺麗に編めてない!」と思ったので書いています。
( この写真のトップの上部分の編み方ですね )
ひと昔前までは1mmの太さしか販売されていなかったワックスコード、現在では細いタイプが主流になりつつあるような気がしています。これからマクラメをはじめようとされている方や紐の太さをどうしようか迷われている方に参考にして頂ければと思い書いてみました。
(LINHASHITA社さん(ブラジル製)のワックスコードを使用してみての感想です)
ほとんど私の主観ですが…どうぞ
0.5mmのコードを使い始めて最初に思ったことは、紐が細い分コシがないというか編んでも結び目が整いにくいということ。おまけに今までと同じサイズの石を包もうとすると当然目数が増えるもんだから、編み目を綺麗に揃えるには結構神経を使うということです。
気をつけて編んでいると(慣れてくると)案外通常の巻き結びやタッチング結びで模様を作ることはあまり今までと変わらずできるようになりました。四つ編みもしかり。ただ紐が細い分握りにくいですので地味に手が疲れるということがあります。そしてそれは手が大きな人ほどやりにくい気がします。(私も手が大きいほうなので四つ編みは手が攣りそうになることも…)
で、さっき久々に4つ畳みをしたら…
「おおおーい!目が揃ってなーーい!」ってセルフびっくり❗️
綺麗に編めて当然とばかりに自信をもって挑んだ私は砕け散りました。
紐が細い分結ぶ目の強さが変わってしまったんでしょうね。
編んでる時はまさに編んでいるそこだけを見がちで、そんな時ふと全体を見渡すとえらいことになっている・・・よくある話です。
0.75mmの紐でも1mmでも、何も考えず4つ畳みをしていたけれど0.5mmは気をつけなくてはならないということがこれでわかりました。ちょいちょい全体を見渡すことね。
「たのむぜ、おい!」と自分にツッコミを入れつつ、編み直しました。
(現在nicaでは0.75mmと0.5mmを併用しています)
かと言って細い紐が悪いことかというとそういうワケでもないので、ここで私の思う『紐の細さのメリットデメリット』を書いてみます。
こちら製作者側の意見としてご覧ください。
【 細いコード(0.5mm)のデメリット 】
・太い紐に比べてコシが少なく結び目が揃いにくい
・単純に目数が増え作業量が増える
・細い目なので見えにくい(特に暗い色の紐は見えにくいです)
・ほどこうとした時、とても解きにくい
・四つ畳みは目がガタガタしやすいので注意!(個人の感想です)
【 細いコード(0.5mm)のメリット 】
・模様がこまかくて繊細で綺麗
・小さい穴の天然石やビーズが使えるのでデザインの幅が増える
・紐の入り量が多い(笑)
特にふたつ目の「いろんな石が穴の拡張なしで使える」のは本当に助かります!
直径1mmの紐が入る天然石ビーズはたくさんはなく、0.75mmでもものによります。0.5mmだと拡張しなくても入る石が多いです。拡張にかかる時間を編む時間に充てられるのは嬉しい事。
というとで今日はコードの太さによる特徴ということを記事にしてみました。
紐選びで迷っている方、マクラメを始めて間もない方へ、参考になれば幸いです。
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