配色の悩み、nicaがマクラメを作る時に考える3つのポイント
余談:大雨
こんにちは
思わぬ大雨になってしまいましたね…
こちら佐世保でもまさかの「避難指示」が発令されました。時をおなじくして、実家京都でも「避難指示」そして加えて双方に「大雨特別警報」まで。
佐世保では「大雨特別警報」が発令されてからはパタリと雨が止み、今朝はいつもの週末といった具合。しかし福岡・岡山・広島・神戸・京都・北海道、それぞれかなり被害がでてそうです…心配です。
雨の降っている地域のみなさま、せっかくの週末ですが安全を確保され、ぜひ被害に遭われませんように。
====本題=====================
配色の悩みはどうやって解決する?
さて、今日は突然ですが「色使い」についてです。
みなさんは普段配色について何か意識されていることはありますか?
お出かけのとき洋服と靴を合わせる、カバンを合わせることに悩んだり迷ったりしてしまうでしょうか?
私にとっては仕事柄、色選びは日常のものとなっています。
なぜならマクラメアクセサリーをデザインする上で石と紐の組み合わせは切っても切れない部分だから。
ところが私、残念なことに美大をでてるわけでもなく、デザインについて勉強してきたわけでもない。私がこれをクリアするにはもしかしたらいくつかの法則を知ることが重要なのではないかと感じ、今更ながら少し調べてみました。
そこで見えてきた「自分が今までやってきた色使い」に基づいて、こうすれば上手くいく!という方法を御紹介します。
もしかしたらみなさまのお役にたてるかも…
3つのポイントに気をつける
では私が気をつけている、3つのポイントについてみていきましょう。
聞きなれない単語かもしれませんが、なんら難しいことはありません。
・同一色相、または近しい色相
・補色を上手く使う
・素材に統一感を
ではでは順番に見ていきましょう。
伝わるようにとっっっても簡単に解釈しますので、専門的なことをご存知の方は「ん?」と思われるかもしれません。あくまで普段のコーディネートやアクセサリー選びにお役にたてるような…を目的としていますので悪しからずご了承ください。
① 同一色相、近しい色相とは
「赤なら赤系統、緑なら緑系統」という色合いのこと。
色相を同じにというと、同系色でまとめればだいたい間違いはないと言えます。
迷った時は同系色、これは基本中の基本なのかもしれません。
同一色相・またはこの表(色相環)で隣合う色を使うとまとまりが出ることは間違いなさそうです。
② 補色を上手く使う
補色とは上の表で向かい合った色のこと。赤⇄明るいブルーというような。
私自身がこの補色を使う時に気をつけていることは、メインを同一色相で決めておいて、補色は差し色程度に使うということ。
補色を同じ配分で使用するとかなりビビットな感じになります。逆にそれを狙っている場合は構わないと思います。
「補色を使う」これはかなり使っている方法です。差し色がいい味出してるなーなんて感じる時は大抵無意識にこの方法で配色ています。
例1:ブラウン系の紐色に統一&ブルー系のビーズをあしらう
例2:ターコイズと真っ赤なコーラルの相性はとてもいいです
③ 素材に統一感を
ここにきて色の話ではなくなりますが、配色を考えるとき素材は大事かもしれません。
あまりに違う素材のものばかりになってしまうとしっくりこなくなる可能性があります。
麻のカバンにコーデュロイパンツ、エナメルのパンプスに革のジャケット、さらに配色がばらばらだとこのコーディネートは難しい…(例がむちゃくちゃで申し訳ないですが)
使う素材全てを統一させることは中々できないことですが、「今日はなんか決まらないなー」と感じたときは素材にも目を向けてみるといいかもしれません。
配色が散らばる場合は素材を合わせてみる。これでクリアできる場面は多いです。
ちなみにマクラメで金具を使う際やビーズを使う際にはなるべく同じ色艶のものを使うように心がけています。(色を選ぶ関係で残念ながら同じものを使えない場合もありますが…)
また天然石は基本的にどことなくくすんだ色の物が多く(はっきりした物は着色が多い)、ワックスコードもくすみ色なので、使う金具を真鍮古美にしたりつや消しにしたりしてできるだけ統一感がでるようにしています。
そもそも揃える時に統一感を
いかがでしたか?
3つのポイントの中には今まで実践されてたことも多かったかもしれません。
そもそもお出かけの際だけでなく、小物やインテリアを購入される際にもこの配色に気をつけてみるといいかもしれません。
お洋服だけでなく最近は電化製品でもいろんな色が取り揃えられ、見るのは楽しいけど選ぶ時には迷ってしまう…。
そんな時、今日のことをぜひ参考にして頂ければと思います。
クローゼットの中に統一感がでると、どれを選んでもだいたい決まるという利点も出てきます。
お洋服には統一感を持たせ、アクセサリーでアクセントをつけてみるなんて方法もいいかもしれません。
ぜひ、日常での色の選択に生かしてみてくださいね!
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